神戸大学と株式会社島津製作所の共同研究の成果が「主要水溶性代謝物141成分一斉分析法による微生物中の代謝物分析と代謝経路への可視化」として公開されました。

神戸大学と株式会社島津製作所が共同で開発した「LC/MS/MSメソッドパッケージ 一次代謝物 Ver.3」に含まれる、非イオン対試薬を使用する分析法を用い、大腸菌と酵母をモデルサンプルとして、細胞抽出物についての代謝物一斉分析及び解析事例を紹介しています。

今回使用した「LC/MS/MSメソッドパッケージ 一次代謝物 Ver.3」の非イオン対試薬を使用する分析法では、スマートセル開発に資する141代謝物のメソッドがReady to useで含まれています。このメソッドを使用することで、これまでメタボローム解析を行ったことの無い研究者でも簡単にメタボローム解析を行うことができ、スマートセル開発を進めることができるようになります。

当該リリースは株式会社島津製作所のホームページ(液体クロマトグラフ質量分析計 (LC-MS) Application Newsにて公開されました。