組織概要

先端バイオ工学研究センターの強み・特色

神戸大学先端バイオ工学研究センターは、神戸大学の強みと特色を生かし、先端バイオ工学分野という先端融合領域における新たな学術分野の開拓推進を行うとともに、イノベーションの創出を目指す国内唯一の研究センターとして、2018年7月1日に設立されました。

本研究センターは、産学官連携による先端的な研究開発を推進するとともに、研究開発のプラットフォームを構築・集積し、ハード(研究スペース、機器)とソフト(研究者、知財)を整備したイノベーションハブとなることを目的としています。

先端バイオ工学における教育研究実績や、関係機関との連携協力関係を基盤として、国や社会の要請に応えて多様な有用物質のバイオプロダクションの実現をはじめとするイノベーション創出を行うことでバイオエコノミーを牽引することを目指してまいります。

先端バイオ工学研究センターの強み・特色

(1) 学際研究、バイオものづくり分野のデジタル化を推進

神戸大学のコア技術に基づく4つの研究部門(合成バイオ基盤部門、スマート育種・バイオ生産部門、先端分析評価・プロセス部門、バイオエコノミー部門)を配し、部門間の連携研究を積極的に推進することで学際研究しやすい環境を整備しています。
また、バイオにおけるロボティクスやデジタルの技術開発を先駆的に行ってきた「バイオファウンドリ」技術を核とし、部門横断型の特別推進室として【バイオ×デジタル推進室】を設置しています。各研究部門はじめ学内各研究科、企業・他機関との連携体制を構築し、バイオ×デジタル基盤の開発を強力に推進しています。

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(2)文理融合によるイノベーション創出の加速

文理融合型の研究センターとして、バイオエコノミー研究部門を配することで、自然科学系教員の中だけでなく、社会科学系教員との連携が可能となり、知的財産化、生産技術開発、市場開拓を見通した事業化戦略の導出、イノベーションの創出をサポートしています。

(3)先端バイオ工学推進機構およびバイオロジクス研究・トレーニングセンターとの連携

一般社団法人先端バイオ工学推進機構(Organization for Engineering Biology ; OEB)、一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター(Biologics Center for Research and Training ; BCRET)と連携することで、先端バイオ工学分野およびバイオロジクス分野の国際的な研究開発動向や産業動向、産業ニーズ等に関する情報が集積され、予備的な研究開発を実施することにより、さらなる研究の発展や産業の振興、人材の育成につなげています。

一般社団法人先端バイオ工学推進機構

一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター

(4)国際的な共同研究の推進

先端バイオ工学におけるプラットフォーム技術を集約した「バイオファウンドリ」を議論する国際的なアライアンス(Global Biofoundry Alliance)に参画し、研究成果の発信や最先端研究動向の共有、ビジネスモデルの検討等により、バイオエコノミーの発展に貢献しています。

(5)研究スペースと機器使用機会の提供

多様な研究分野にまたがる先端バイオ工学(Engineering Biology)領域において、研究に必要な設備・機器を整備・集積しており、学内外において共同で利用できる仕組みを整えることで学際研究、産学連携研究をサポートしています。

センター紹介動画

センター紹介パンフレット

EGBRC_pamph
日本語版
EGBRC_pamph_en
英語版

組織について

先端バイオ工学研究センターEngineering Biology Research Center

研究科を超えた全学体制

  • 工学研究科
  • 理学研究科
  • 科学技術イノベーション研究科
  • 農学研究科
  • 産産学によるオープンイノベーションの場の形成
  • 先端バイオ工学に関する人材育成の推進

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バイオエコノミーを牽引する多様な有用物質のバイオプロダクションに関する先端研究開発の推進とプラットフォーム化

先端バイオ工学研究センター組織図

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世界的に競争が激しいバイオプロダクションに係る研究領域の急速な拡大

  • バイオマス
  • バイオ燃料
  • 化学品
  • 機能性食品
  • 食料
  • バイオ医薬品

最近における特記事項

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